Terrible Records
TR031CD
CD
1,880円+税
2012年にNo Age主宰のPPMからデビューしたLAの3人組による2nd。ベルリンとブルックリンで録音された本作はGrizzly BearのChris TaylorによるTerrible Recordsからのリリース。プロデュースもChrisが担当し、彼の得意とする繊細で空気感豊かな80sプロダクションが、UKのサイケ〜グラムを往来するバンドの魅力と合わさることで、ファンキーでセクシーなバンドサウンドが生まれています。ジャングリーなギターにthe Smithを過らせつつも、イタロディスコや90年代の4AD、Lou ReedにBlack Diceなどなど、ランダムなイメージがばらまかれる様な奇妙な音の交配に、心地よく彷徨うこと間違いなし。ソフィア・コッポラが聴いたら間違いなくベタ惚れする筋の音楽です。そしてPPMから出ていたAbe Vigodaに酔狂している私にもどストライクです。
DeerhunterやDIIVに続くアート感覚漲る鋭い才能は今後、間違いなく広範に渡り注目されることでしょう。